本科講座では、法人企業(大企業中心)を対象とした商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算について学習をしていきます。商業簿記では、3級講座、2級講座の理解の上で、主として合併時の処理、外貨建(例えば、米国に支店がある場合ドルで記帳されているものを円換算する)、連結会計(子会社や関連会社まで含めた財務諸表の作成)などを学習していきます。
会計学では、今までに学習してきた仕訳や処理について何故そのような仕訳や処理をするのか、などの企業会計のルール(企業会計原則)を中心に学習します。
工業簿記では、2級講座で学習した個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算などを更に詳しく学習をしていきます。
原価計算では、2級講座の理解の上で、直接原価計算(CVP分析、予算実績差異分析、最適セールスミックス)意思決定(業務執行的意思決定、構造的、戦略的意思決定)戦略的原価計算(ABCなど)などついて学習をしていきます。
意思決定とは、例えば会社で使用している営業車が故障した際に@修理、A中古車の購入、B新車の購入、Cリースなど考えられる方法について営業車が使用できる年数の期間でどれが金額的に一番妥当なのかなどを計算するようなことを言います。管理者については必須の学習内容です。また、税理士を受験する際の受験資格にもなります。
講座名 | 回数 | 期間 |
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本科講座 | 125回 | 6ヶ月〜 |