社労士(社会保険労務士)の資格試験

社会保険労務士[国家資格]

安定した地位と収入が魅力 将来性豊かな資格です

社会保険労務士の現在の登録者数では、企業の多様化するニーズに対応していくには全くの不足状態であり、新規開業のしやすい資格といえるでしょう。業務報酬も仕事の内容により細かく定められており、顧問契約を何社かと結べば毎月安定した高収入が得られます。
誕生してわずか30余年。法律関係の国家資格のなかではまだ歴史の浅い部類ですが、時代が求める資格として非常に有望です。

試験概要
受験資格 大学で一般教養科目を修了した方、または短期大学・高等専門学校を卒業した方
司法試験第1次試験または高等試験予備試験の合格者
行政書士となる資格を有する方
社会保険労務士または弁護士の補助業務、労働組合の役員や一般企業などで実務に一定年数従事した方
試験内容 出題形式:選択式(80分)と択一式(210分)
試験科目:
労働基準法及び労働安全衛生法
労働者災害補償保険法
雇用保険法
労働保険の保険料の徴収などに関する法律
健康保険法
厚生年金保険法
国民年金法
労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識
試験日 年1回。8月第4日曜日
申込方法

4月中旬〜5月末まで
受験資格を証明する書類(証明書類と現在の氏名が異なる場合は、受験の申込み前3ヵ月以内に発行された改姓したことを証明する個人事項証明書(戸籍抄本・原本)を添付)

試験地 北海道、岩手県、宮城県、山形県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県
合格基準

毎年度公表されています。平成25年度の合格基準は、次の2つの条件を満たした方が合格とされました。

@ 択一式試験は、総得点46点以上かつ各科目4点以上
A 選択式試験は、総得点21点以上かつ各科目3点以上
  (ただし、社会保険に関する一般常識は1点以上、労働者災害補償保険法、雇用保険法、健康保険法は2点以上)

合格発表

11月初旬
合格者には合格証書を郵送するほか、その受験番号を官報に公告します。また、厚生労働省並びに試験センター及び都道府県社会保険労務士会に合格者の受験番号の掲示等を行うともに、試験センターホームページに登載します。

合格率
 H17年H18年H19年H20年H21年
受験者数48,12046,01645,22147,56852,983
合格者数4,2863,9254,8013,5744,019
合格率8.9%8.5%10.6%7.5%7.6%
 H22年H23年H24年H25年H26年
受験者数55,44553,39251,96049,29244,546
合格者数4,7903,8553,6502,6664,156
合格率8.6%7.2%7.0%5.4%9.3%
問い合わせ 全国社会保険労務士会連合会 試験センター
〒103−8347 東京都中央区日本橋本石町3−2−12 社会保険労務士会館 5階
TEL:03(6225)4880(代) FAX:03(6225)4883
全国社会保険労務士会連合会:http://www.shakaihokenroumushi.jp/
社会保険労務士試験センター:http://www.sharosi-siken.or.jp/

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