社労士試験に受験資格はありますか?
はい、下記のような受験資格が設けられています。(社会保険労務士試験センター)
大学で一般教養科目を修了した方、または短期大学・高等専門学校を卒業した方
司法試験第1次試験または高等試験予備試験の合格者
行政書士となる資格を有する方
社会保険労務士または弁護士の補助業務、労働組合の役員や一般企業などで実務に一定年数従事した方
試験について教えてください。
【試験日】年1回。8月第4日曜日
【試験内容】選択式(80分)と択一式(210分)
【合格発表】例年11月中旬
>> 詳しくはこちら
開業するつもりはないのですが、企業内でどう活用できますか?
人事・労務管理のスペシャリストとしての役割は大。取得すれば一生ものの資格です。
いわゆる「企業内社労士」として、社会保険の運用や労務全般の管理、人事などの仕事で幅広く活用することができます。資格があれば重要なポストに登用されるチャンスも広がるでしょう。
また、社会保険労務士の資格は一生有効なので、定年までは企業内で活用し、定年後に開業するということも可能です。
独立開業してやっていけるのでしょうか?
社会的ニーズを満たすには、開業者はまだまだ不足しています。独立開業しやすい資格です。
日本の事業所数はおよそ675万社で、そのうち社会保険労務士と契約している事業所は数は50万社。人の問題がクローズアップされている現状では、近い将来に200万社ぐらいにまで拡大されるだろうといわれています。
これに対し社会保険労務士として開業している人数は約1万4000人余り。社会的ニーズに対応していくには全くの不足状態で、市場的に見て独立開業しても十分成功するものと思われます。
女性にとって有望な資格ですか?
合格率は女性の方が上。女性の視点が求められる業務も急増しています。
絶対数としては女性の方が少ないのですが、合格率は倍近くと、女性の健闘ぶりが目立っています。実際の業務においても、近年の育児休業法や男女雇用機会均等法の適用問題、高齢化にともなう年金問題など、女性の感性が期待される業務が急増しています。
また、書類作成や手続代行など、きめ細かな配慮が求められる仕事も多く、女性にこそ適した資格だといえるでしょう。
資格取得までに、どれくらいの期間がかかりますか?
効率的に学習すれば短期間での取得も可能ですが、関係法令が多く体系的に理解する必要があります。
社会保険労務士の試験は関係法令が多く、全科目平均した知識が要求されます。しかし、毎年よく出題される条文はほぼ決まっており、ポイントを絞って効率的に学習すれば、初めて法律に接する方でも短期間の合格が可能です。
大栄では、過去から最近の出題傾向を分析し、ムダを省いたカリキュラムを編成。もちろん個人差もありますが、1年以内に合格レベルの実力がつくよう組み立てられています。しかし、試験は年々難しくなるので、早めのスタートが有利であることはいうまでもありません。