公務員試験は全教科を勉強しなくてはいけません。なので、学校で選択している教科だけでは足りませんでした。また、公務員試験だけにある数的推理・判断推理はなかなか自分一人では理解することが出来ませんでした。そんな時に学校の先輩に公務員試験に合格された方がいると知ってお話を聞かしていただいたところ大栄に通っていたと聞きました。要点をまとめてあるプリントや色々な歳の人がいるから勉強を教えてもらえたり、同じ警察官を目指してる友達も出来るから情報交換も出来るからとにかく充実していて勉強できる環境が整っていると聞き、私は大栄に通うことをきめました。

私が警察官になりたい理由は二つあります。一つ目は、私は規則を守らない人が嫌いです。守らない人がいることで守っている人が命を落としてしまったり被害に合うことが許せないからです。二つ目は、家庭環境によって何も罪のない子どもたちが、非行や犯罪を犯すまでに追い詰められ、助けを求め道を外れてしまっていると知ったからです。私は実際にそこまで追い詰められていないから同じ痛みや苦しみを知ることはできません。ですが、もう一度正しい道を再スタートできるようにサポートすることはできると思います。それを広い範囲で出来るのが警察官だと考えたので警察官になることを決めました。

部活を引退するまでは、とにかく疲れて授業が頭に入らないこともありました。ですが、授業は寝ないようにして、帰宅して絶対に一時間は復習をしました。学校の課題は10分休憩や昼休憩を利用して終わらしていました。引退してからは、学校が終わったら塾の自習室に行って勉強しました。また授業後も残って分からないことは後回しにせず友達や先生に聞いてすぐに解決するようにし、苦手な教科はとにかく毎日少しでも手に取って勉強しました。政経や日本史等といった暗記教科は学校で受ける大学の模試とあまり変わりが無いので毎回点数を上げれるように一つの目安として利用していました。

授業中の態度や姿勢、髪型まで指導してくださって、気持ちが緩んでいるときには引き締めやる気を出さしてくれる先生もいます。反対に、冗談を入れて面白おかしく教えてくれる先生もいて授業の雰囲気が和やかになり笑顔が自然と出てきて高校生の私には頭に入ってきやすかったです。私は、暗記科目の中でも歴史が苦手だったのですが、学校とは違い専門用語ばかりを使わず噛み砕いた言い方や黒板に絵をかいて説明してくれたりするので分かりやすかったです。授業前後で友達と問題を解いたり出し合うことで疲れていても楽しく勉強することが出来るので皆が支え合っているような感じでした。