『継続は力なり』 3度目の挑戦で見事合格! | |
社会保険労務士 | |
小野 京子様 |
育児・介護休業法改正の時に、従来の就業規則や社会保険との兼ね合いがよくわからなかったため、円滑に業務をおこなうため、労働基準法について、きちんと学習しようと考えたのがきっかけです。
受講を始める前に、講義の内容を視聴して決めました。
初歩的な質問、あるいは漠然とした質問であっても、先生からすぐに回答やアドバイスをいただけるのは素晴らしいと思いました。事務局の方々も親切で丁寧なこともよかったです。
楽しかったことは、たまに通学すると、同じ資格試験に向けて勉強する方がいて安心感を得たこと。「あそこ分からないよね〜。」と言うと、さりげなく、解釈や暗記法を教わりました。
苦しかったことは、日々、新聞を読みながら、ここが一般常識の試験に出たらイヤだな、読んでおこうと、強迫観念が強くなってしまったこと。(実際には、読んでもすぐ忘れる)
テキストは「重要なところ」は目立つように作られているので、2年目からは、マーカーを初見でいきなり使わないようにしました。問題を解いてみてから、憶えていなかったところ、「へえ〜」と感じたところだけに使うようにしていました。パラパラとページをめくったときに自然に目に入るのは「重要事項」よりも「自分の弱点」であるようにしました。
「横断ゼミ」と「直前対策ゼミ」をきっかけに急に問題が解けるようになりました。この時の教材は今後も大切にしたいと思います。
また、授業の中で、時折、先生が「皆さんどうですか・・・?自分で運用なんて私はイヤですね。」など、個人的な感想を述べられるのが楽しみでした。こういうポツリとした一言がその授業を印象づけてくれました。
世間では短期の学習で合格できるという意見も聞かれ、受験を止めようと思うときもありましたが、それは人それぞれだし、今やめたらもったいないと思い挑戦し続けました。
3年間を思い返すと、1年目は座って勉強することに慣れる、2年目は基礎事項を固めて、3年目に過去問の演習まで辿り着いたような感じです。こういうスローテンポの受験生もいます。
それから、過去問の演習は、基本の知識を間違えて憶えないためにも欠かせないと思います。数学の問題のように「理解云々より、やったことがあるかないかだけ」という問題もあるように思いますので、問題集に「合格のために5回」とありますが、実行して本当に良かったと思います。