他の公務員学校と比較して、半年後（9月受験）の試験に十分対応できる戦略をより明確に打ち出してもらえたから。加えて、担当の先生とより身近に相談できる環境があったので大栄に決めました。

オンデマンドシステムや自習室が充実している点、また先生との距離が近い点が良く、特に先生には情報収集など勉強以外の環境をバックアップしていただき、より勉強に集中できたと思います。
それに、オンデマンドシステムは、聴き逃したり理解できない場合、何度でも聴き直せるので、納得して次に進めて良かったです。板書のレジュメもあらかじめ用意されていて、より内容の理解に専念できますし、欠席の概念がなく、最後まで講義が聴けます。
教材については、テキストを全て読破するととても時間がかかりますが、用意されているレジュメノートはとてもよくまとめられていて、かつ板書の手間も省け、流れを掴むのに最適な教材でした。教室の雰囲気などは、オンデマンド講義では受講生間の接触がないので、教室内は無駄な私語や雑音がなく集中できます。また周りには高い目標を持つ人ばかりなのでとても刺激されます。先生の対応はとても良く、情報収集やモチベーション管理、面接練習など、多くの場面でフォローしていただきました。

人生で初めて自らの意志で目標に向けて勉強しました。面白くなかった高校の勉強と範囲は変わりないのですが、意欲的に取り組んだおかげで社会全体の構造を次々と知ることができとても楽しかったです。政令指定都市（6月試験）の選考が終盤に差しかかった時は、落ちる場合のことを考えてしまって、そのプレッシャーやモチベーション維持に苦しめられました。

ひたすら過去問演習をする。教養試験・一般知能分野は出題数が多く絶対捨てられないので、毎日数時間確保し数題ずつ繰り返し解く。一般知識分野は覚えた知識を忘れないためにひたすら復習。両分野とも出題パターンの暗記が重要と考え（一般知能分野も暗記科目と見なし）一度解いた問題は3日連続で復習し、何度も同じ問題を解いて暗記してしまう。その際過去問題集には、解答欄を全て正文に直すなど、どんどん書き込み自分なりの教科書に仕上げる。

講義でやった範囲は、その日中に問題演習で暗記する。それ以外の時間は、一般知能分野のトレーニングと前日からの範囲の復習。参考書は買わず、解説文の良い過去問集を買いました。

公務員になると余程のことがない限り安定した社会人生活を送れると言われます。私の場合、家族や周りの人々にとても喜んでもらえ、あらためて自分が選択した道が間違っていなかったと思えました。採用していただいた自治体に感謝し、今後は地域住民のために奉仕していきたいです。勝因は、仕事をする感覚で、ひたむきに勉強したこと。土日は完全休養にしたこと。来年受験を見据えて気楽に受験したこと。自宅に机、教材以外を一切排除した勉強部屋をつくり自宅学習できたこと、だと思います。

公務員になりたいと決意されたその気持ちを大切に。勉強は、目標（＝社会奉仕）の第一歩と考えれば、意外と抵抗なく取り組めるかもしれません。また脳は適度な運動をするととても効率よく働くそうなので、息抜きに運動する習慣があると良いかもしれません。